タイフリーデンタルクリニック コンケーン地区にて

今年もタイ無料歯科クリニックへ11月2日~6日まで行ってきます。今回の開催地はタイ北部のコンケーン地区で、同地区のコンケーン大学歯学部との共同開催となりました。今年は今まで、9月の時期とは異なり、タイ国内も乾季に入りますので朝晩はいくらか過ごしやすそうです。今回は初めてのコンケーン大学との共同事業のため、実行委員長の浜田先生はじめ事前の準備に余念がありませんでした。私は今回は団長として参加いたします。初めての方々とお会いするのも楽しみですが、短い期間ですが実りある活動が出来るように頑張って来たいと思います。また今回は私の別な事業があって、5日にカンチャナブリまで行き、先方のロータリークラブと打ち合わせに行きます。事業内容は昨年津波にあった地域への浄水器の設置について協議に参ります。短い時間で、北へ西へと忙しく移動するようですが、現地の友人も全面的にバックアップしてくれる為 何とかスケジュールをこなしたいと思います。本当は津波被災地のプーケットまでいきたいのですが、今回ちょっと無理なようです。
 留守の間患者様には迷惑をおかけしますがご容赦お願いいたします。

2005年10月29日 9:09 AM  カテゴリー: ホームページからの情報

ドイツインプラント学会 横浜国際学会で講演して

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「美しさは多くの努力の上に成し得る」プレゼンテーションでのメッセージとして。
 10月の長雨もやっと終わった、22日~23日にGOIA  ドイツインプラント学会横浜大会が パシフィコ横浜、国際会議場で盛大に行なわれました。私は前日の金曜日から名刺交換会があったため、会場入りしました。金曜の仕事を早めに終え、駆けつけましたが パーティーは終りのころで、何人かの演者の先生と名紙交換 挨拶を終え、いつもの仲間BOSTON5の木村、小川両先生と小川歯科の衛生さん、鈴木さんと 夕食に中華街まで行きました。本らなら前夜祭で盛り上がるとこですが、明日のプレゼンの為に私の部屋でプレープレゼン会でした。衛生士の鈴木さんは今回が学会発表のデビューですので、緊張のピーク。皆で明日の彼女のプレゼンを成功させる為に試写会を行なったら、、意見や、私見が出て
結局朝の3時半まで、小川先生と鈴木さんは作り変えをやることになり、私も付き合い、すっかり翌日は全員 睡眠不足で会場入りとなりました。私は既に準備が出来ていたので、ちょっと余裕でしたが、小川、木村先生たちは翌日もご自身のプレゼンの為 、打ち合わせに追われてたようです。私の発表は午後からでしたの、ゆっくり朝食をとり、会場入りでした。小講堂ですので30~40名程度の、テーブルクリニック、質疑応答形式で行なう予定でした。しかし私もこの形式には慣れてない為、あたふたしました。
講演では、多くの友人も着ていただき、ずいぶんと久しぶりな先生方にも、聴きに着ていただきました。
本当に感謝いたします。当日の内容で私が伝えたかったことは、結果だけ見てその治療の素晴らしさの影には様々な努力の積み重ねがあるということをお伝えしたく、今回のお話を構成させていただきました、そして一開業医でもこのくらいはしなくてはならないこと、そして何より患者さん主体の治療であることが重要との話でしたが、その辺のことが伝わったか、ちょっと心配でした。今回の講演会でも多くの新しい友人が出来ました、皆さん素晴らしい臨床家であると共に、勉強家でもありました。そして若くして素晴らしい技術 知識をお持ちで、私が患者ならこの先生の治療を受けたいとも思いました。そのような思いを、私の話しを聞いて、私に治療を受けたいという方がいたら 私が歩んできた道も間違ってなかったと思います。
専門家の前で話をすることはとても勇気がいることです、でもそのおかげで私も人に見せられる仕事が出来るようになったような気がします。しかしなが、今回も感じたことですがやはり素晴らしい知識と技術を持った方は沢山います、私ももっと向上心をもって勉強しなくてはと、いつも学会や講演会に行くと思うことです。来年は私の友人のS先生が大きな学会で発表することとなりました、人前で話すことは、自分の
価値を認めさせること出でなく、、多くの皆さんに聞いて頂、評価をいただく謙虚な気持ちを持つことと思います。S先生もずいぶん迷いっているようでしたが、頑張った結果は必ずついてくるものです。
 人に教えるのではなく教えることで自身が勉強することが多いのではと思います。
来月からはいつものタイ歯科治療に2日から6日まで行ってきます。これも私のライフワークです。いつまで続くか解りませんが、頑張って行ないたいと存じます。
最後に今回の発表の機会をいただきましたGOIA日本事務局の方々に御礼申し上げます。

2005年10月24日 6:14 PM  カテゴリー: 院長報告

連休の合間に Esthetic Seminarに行って

 9日、10日とこの連休はすっきりとしない天候でした。本来なら好天に恵まれ 運動会や秋の旅行で観光地も混雑してる時期なの、あてが外れた方も多いかと思います。私はこの連休GOIAの学会の資料制作のため、朝から深夜まで詰めっぱなしで、新しいプレゼンのため動画の取り込み、資料の整理に追われていました。10日は昼から品川のノーベルバイオケアー主催の講演会 Esthetic Seminar行ってきました。学会発表ネタ探しと、本日の演者の山崎先生、サンパウロ出身の Dario Adorofi,両先生の審美歯科の講演でした。山崎先生とは今年6月、ラスベガス 国際学会でお会いしていらでした。いつものように先生は超多忙で、日本はもとより世界中で講演を行なってるようでした。先生にいつ診療してるのですかと、尋ねると 笑っておりました。山崎先生にお会いするたびに、本当に熱心でタフな方といつも思います。またAdoofi先生は歯科医師と歯科技工士のWライセンスを持っており、私とは比較になりませんが、私も同様にWライセンスを持ってるため、ちょっと自慢でした。Adolfi先生の講演は審美補綴を行なう上で、その制作物の表現の仕方、形 色 本当に天然歯のように見分けのつかないような人工のオールセラミックスの制作方法でした。どちらかと言えば歯科技工士さん向けのような話でしたが、このような理論は 歯科医師も理解してないと、指示も出来ませんから重要なことでしたが、ちょっと話が一般の歯科医には難しかったように思えました。此処で面白い話があったので紹介します。洗濯で 白い シャツやシーツなどをより白く見せるために蛍光剤が混入してるとの事、すなわち、汚れが取れてなくても、この蛍光剤のおかげで白く 美しく見えるそうです。セラミックの歯にもこの蛍光剤が使用されることで、光があたったときに美しい歯が表現されるといってました。歯のカラーの表現には色をつけるのではなく、光の透過や反射によって色を構成するとの話でした。先生は今オールセラミックの歯を作る材料の開発に関与してるとの事でした。
 今日 審美歯科を行なう上で 歯科医師としてのやらなければならないこと、そして素晴らしいパートナーと一緒に仕事しないと完成度の高い治療は不可能だと改めて実感しました。

2005年10月11日 11:51 AM  カテゴリー: 医院長のひとり言

安全なインプラント手術の為に

 今日の手術は 大田区の歯科医師H先生でした。先生ご自身もインプラント治療を行ってる方ですが、さすがに自分には出来ないため。私に依頼が来ました。同業者のため、歯科治療のことがわかってるために 私もいつもよりちょっと緊張しました。インプラント植立部位は下顎の大臼歯2本の予定で、体の大きなH先生ですので、十分な骨の高さあるものだと思ってましたが、意外や結構シビアーなケースで、骨幅は十分なのですが、下顎の太い神経まで12mm程度しかありませんでした。また第一大臼歯部には骨の塑造な部分もありました。私はいつもインプラント手術を行なうときには手術中にリアルタイムで撮影できるデジタルレントゲン絶対です!いかなるシビアーなケースでも正確にインプラントの深さや、骨内の重要組織との距離の判定に役立ちます。今日のH先生の治療でも正確に最大限の長さのインプラント手術が出来ました。術後口腔内全体が見られる、パノラマレントゲンでそのインプラントの埋入方向、平行性、また下顎神経までの安全な距離が確認できました。術後このように判定しますが、いつも術中での撮影で安全な処置が出来ること、これが本当に大事だと思います。術後患者さんにこのレントゲンを見せて、手術の成功を伝えると、患者さんもホットされるようです。今はCTによる術前診断も行なわれるようになりましたが、やはり被爆の問題があります、CTは多くの情報を与えてくれます。私の医院でも症例によっては、術前CT画像も必要なときがありますが、ほとんどこのデジタルレントゲンで間違いのない手術が出来、そのX線量の一般の歯科レントゲンの十分の一のため患者さんにもご迷惑をかけない治療方法と思っております。

2005年10月5日 4:39 PM  カテゴリー: 未分類