Well Come To All Ceramic Wold
ようこそ、オールセラミックスの世界へ
今審美歯科世界は新歯科材料の導入が盛んに行なわれています。特に 従来の金属焼付け陶材冠
メタルボンドクラウン から酸化アルミナスに移行し、今は更に強度の高い 酸化ジルコニアへと材料の推移があります。これらのマテリアルは何を変えたかといえば、従来のオールセラミックス修復は単独歯のみにしか対応できない状態でした。1歯から数歯欠損のブリッジには対応できる強度を持っていませんでした。このことは 金属アレルギーなどを持った患者さんに対してメタルフリーとしての装着物の限界を示すものでしたが、酸化ジルコニアの登場で、真のメタルフリーの時代がやってきました。金属を使用しない利点とは?
1 金属イオンの流出による 歯肉の黒変がない。
2 金属アレルギーの心配はない。
3 冠の辺縁が 露出しても審美感を損ねない。
4 印象や形成時に歯肉深く冠の辺縁を設定しなくても良いので 精密な型取りが容易になる。
5 色調の再現性がいいため 自然な色合いの修復物が出来る。
6 高強度の為破損 破折が少ない。
7 比重が小さい為軽くて強固な装置が制作できる。
8 メタルや天然歯に比較してプラークやステインの付着が少ない。
9 永久的に色調が安定でしている。 変色がない。
以上のような利点があると考えられます
上記の画像は国内で初の100パーセント酸化ジルコニアによって制作された下顎前歯4本ブリッジです。 当院ではこのように歯科学的根拠に基づいた安全で生体に優しい歯科材料を提供しております。
2006年3月28日 2:45 PM カテゴリー: 一般的な歯科情報