この度ホームページを更新いたしました。従来のHPも約2年間使用し 皆様に提供してきましたが、ここで新たに 内容を充実させたものを製作いたしました。新たに追加した項目は
1 治療価格表
2 歯科情報
の2点です。歯科治療価格表は 多くの患者様が最も気になる部部だと思いまして、明示しました。この表が示すものは 最終装着物の価格です、治療中の費用などは ほぼ保険適用と考えますが 治療費の合計ではありません。また保険適用の治療費については掲載してませんが、何処の歯を治療しても全てカバーしております。次に歯科情報ですが、最新の歯科治療の方法や 高度歯科治療の方法や 欠点 利益などをお知らせしたいと思っておりますまた皆さんからのお問い合わせや セカンドオピニオンとして 歯科治療の相談も行っていきます。特に口腔インプラント治療に関するお問い合わせや疑問なども
インプラント学会認定医として一般の方々にも説明する義務もあると考えております。
2005年3月11日 3:14 PM カテゴリー: 院長報告
平成17年2月11日 建国記念日 平河町にある砂防会館 別館にて オステオインテグレーション ジャパンの ミッドウィンターミーティングが開催されました。そこで私も、審美 機能回復をインプラントで治療した症例の発表を行いました。
当日の演者は20名余りで、発表時間は各自15分。5分の質疑応答で、時間厳守の中、熱のこもった発表と質疑で、あっという間の1日でした。聴講の先生方も300人を超え、このミーティングの関心の高さが伺えました。発表演者は日本各地からの生え抜きの先生方で、その中で共に講演発表ができたことは大変栄誉なことと思います。
私の演題は、「多数歯欠損にインプラントを用いた治療の一考」という題目で行いました。多くの発表の中で、義歯を用いた審美治療は私一人で、発表終了後の皆様の意見感想でも多くの賛同を得られました。このような発表ができたことは、私の院で多くの患者様に貴重な経験をさせていただいた結果だと思っております。さらに私の友人の多くのスペシャリストの助言、指導にも感謝いたします。
今回の発表で多くのことも学び、新たに勉強もしなくてはと再認識いたしました。そして私が思っている以上にインプラント治療の需要が高く、多くの患者様に朗報を与えていることも改めて感じた次第です。この発表を機に本会の正会員になりました。益々精進しなくてはと肝に命じました。
2005年2月12日 12:19 AM カテゴリー: 歯科技術情報
最近 パソコンのホームページで歯科院を検索するとなんて多くの歯科院でインプラント治療を行ってるのかと驚くばかりです。このことはインプラント関係の学会に参加しても感じることであり、
特に若い先生が多いことに驚きを感じざるを得ません。勉強することは大変重要ですが、誰しもがインプラント治療をしなくてはならない理由はどこにもないと思います。まずは一般歯科の治療の習得に努めるべきで、 歯科治療 全体のことができるようになって初めてインプラント治療をご自身の手法に取り入れるようにすべきと思います。親知らずも抜けない 歯科医が インプラントをすることもあるようです。ちょっと怖い気がします。私の医院でも昨年より今年のほうがインプラントの需要が高く、手術回数も増えました。これも患者様がインプラント治療をよく知っていられる方が増えたのが要因だと思います。しかしインプラント治療はまだまだ歯科医師全員が行ってるわけでもありませんし、このような治療を行っていない先生の治療技術が低いわけではありません。歯が欠損したら従来から行われてる、ブリッジや義歯なども歯科治療として立派に機能してますし今後も続けられることと思います。歯が失われたらなんでもインプラント治療にしなくてはならないことはありません、全ては患者さんの要望によって選択されるものと考えます。どのような方法をとっても欠点も利点もあります、人工物のため寿命や耐用年数もあります。特に最近は審美治療に傾向が強いように思います、インプラントにおいてもその方向は同じです。前歯部なら審美は優先されますが、臼歯部にいたるまで歯肉のした深くインプラントを埋め込んで 自然な歯の形を作ろうという傾向です。しかしいかに天然歯ようなものを作っても、本質は人工物です。前歯部なら清掃も可能ですが臼歯部の清掃はかなり難しいと思います、このような場所に深くインプラントを埋め込む必要があるかいささか疑問です。患者様は高額な費用を支払って自分の歯がよみがえった感覚になると思いますが、われわれ歯科医は見てくればかりにこだわった処置は考えるべきかと思います。私は 今年度 学会の認定になりましたた。、インプラント治療の研修は益々行っていきますがそれと同時に従来の方法もさらに研修すべきと認定になって改めて思いました。
2004年12月21日 12:18 AM カテゴリー: 院長報告
先日、偶然にケーブルTVのディスカバリーチャンネルをつけていたらたら、スピーカーからインプラントの失敗という言葉が発せられていたので、TV画面に目を向けてみると人工股関節(生体に使用する人工臓器を総称してインプラントといいます。)が生体と結合しない事故が発生した。処置された多くの患者さんが痛みや違和感を生じたことから事件が発覚したようだった。人工股関節も私たち歯科界で使用する人工歯根も同じタイタニウムすなわちチタン合金である。その生体に接するチタンの表面構造は歯科インプラント全く同じで微小な凹凸を持った粗造面を有しており、凹凸な部分が製作過程で汚染されたため生体と結合しなかった症例がアメリカ国内で約4000症例にも及んだ報告であった。もちろんこの事故の検証を行った病院や研究機関は同一の会社で製品化された人工股関節のみ接合不良の事故が以上に多く、またある一定の時期に発現したことから、手術方法や病院、医師の過失でなく、製品の製作過程での何らかのミスがこのような事故を多発したと結論付けた。その原因はインプラント加工過程での削りだしのときに冷却水の中にハイドロカーボン(炭化水素系)の汚染物が混じりその粒子がインプラントの粗面に付着した結果チタンと骨が結合(オステオインテグレーション 骨結合という。)ができず失敗にいたったとのことである。このことで多くの医療機関はその結果を患者さんに報告し再手術の説明をし、患者さんは再度の手術を受けなくてはならないのである。これには多大な精神的肉体的苦痛や経済的な損失が伴う。もちろん生産者のメーカーも甚大な損害賠償をこうむることになろうが、最も深刻なのは何も知らずに手術を受けた患者さんであろう、再び歩けるようになるのか その傷跡はどうなるか心配は尽きないと思うのである。私はインプラント治療を行うものの一人として、患者さんにはできる限りの最高の医療レベルの手術を提供するために術者は、知識や技術の習得をしスキルアップを常にしなくてはならないと考えます。また使用する器具機材は厳選されたものを使用すべきと思ってます。特にインプラントは生体内に置かれるものですから信頼できるメーカー以外使用するつもりはありません。現在インプラントメーカーは日本で買えるものは、国産 外国製のものを含めて20数社から購入できますが、私の見識ではこの中で3社だけ信頼しております。またそのうちの2社の製品を当院では患者様に提供しております。
2004年10月29日 12:17 AM カテゴリー: 歯科技術情報
長年吸い続けてきたタバコともついに決別の時が来ました。タバコの害については私も一般的なことは知っていますが 別にタバコを止めて肺癌にならなくても他の癌になって死んでしまうなら無理して止める必要は無いと今まで無理な言い訳で禁煙を拒んできましたが、ついにこの10月1日から人差し指と中指のお友達と別れを告げました。なぜなら 声帯ポリープのオペが7日後に迫ってきたからで、医者にはオペ前の1週間とオペ後しばらくは禁煙しなさいと指示が出たのです。しかもそのポリープは4~5年前から育てきたために結構、大きく、タバコによる低音火傷の痕もあり、ちょっとやな感じの画像のため、この際だからタバコも止めようと決心して禁煙モードに入りました。おかげさまで 禁煙してからは寝起きの咳も出なくなりました、オペの結果か自慢のダミ声もハスキー声に変り周囲からの評判も上々で、特に患者さんから「先生タバコ臭くなくなった」といわれるようになりました。考えてみれば、いくら手洗いをしても衣服には臭いが付、タバコ嫌いな方にはずいぶん嫌な思いをさせたなと反省してます。自分が吸わなくなると吸ってる人のタバコのの臭いがわかります、基本的に嫌いではないのでかまいませんが、タバコ嫌いな患者さんに、今まで治療していた事を考えるとずいぶん申し訳ないことをしたなと スタッフにも患者さんにも頭を下げざる得ません。
2004年10月19日 12:16 AM カテゴリー: 院長報告
第7回KADVOタイ無料歯科クリニックがタイ国内 バンコクよりバスにて3時間余りの場所にあるカンチャナブリ地区で開催されました。
ご存知の方も多いかと思いますが、映画「戦場にかける橋」で有名な、バンコクでも景勝地の一つとしてあげられる地でもあります。
今回の活動でもタイの有力なサポータのマヒドン大学歯学部、サミティーベート病院、DPFなどの機関や政府関係者の協力を経て行うことができました、特に今期はタイ 王妃72歳の誕生記念事業にも認定されたことから、多くの報道関係の取材もありました。この活動の成果は2日間で800名上の治療と400名に及ぶ歯科予防活動を行うことができました。日本からは40名余り医療関係者と現地サポーター120名の協力を持って無事に活動を終えたことに実行委員長として参加していただいた皆様に感謝申し上げます。来期のこの活動からは実行委員長を降りますが。来期は カンボジア、ラオスなどへ広い活動の輪が広がる予定です。是非海外ボランティアーに興味ある方は医療関係者のみならずこの、KADVOの活動に参加してください。
2004年10月16日 12:15 AM カテゴリー: 院長報告
我が家の愛犬 パーズ(ラブラドールレトリバー)の口が臭いと母親が近所の獣医さんへ連れて行ったところ、先生いわく「これは歯周病ですね」と診断され、「薬お出しますから飲まして様子お見てください」と言って薬を飲むことになりました。しかし歯周病の薬ってなんだろうと思います。常日頃患者様に歯周病の治療で補助的には薬を用いますが、薬で歯周病が直るなんて聞いたこともなければ、実際に行ったこともありません。確かに歯周病は細菌感染によって生じることはわかっていますが、その進行段階で治療は異なるもので、初期の場倍は薬物療法やブラッシング程度で改善予防はできることも多いですが、口臭を伴うような進行性の場合はとてもマウスリンスや薬物療法では改善しないと考えます。確かに獣医さんも これで改善しない時は、全身麻酔で歯石除去をするといってたそうですが、なんと大変なことか、処置をするほうも、されるほうも結構、重労働だと思います。
歯周病は人であってもペットであっても食生活に左右されるということは研究などでもわかってきております。食べやすく栄養価の高い現代の食生活は、咀嚼という事を忘れがちにします。咀嚼とは
噛み砕き、その食物の味を引きだし、消化吸収しやすくするための動作です。あまりにも柔らかい食物は噛み砕くという動作をしないため、その歯を支える組織や、筋肉、あごの骨までに力を与えないために廃様性萎縮をもたらし周囲組織の退化の結果歯周病も引き起こされることも多いかと臨床を通じて思うことです。きっとわが愛犬もドッグフードという高カロリー、高たんぱくの食べやすい食生活の結果、歯周病が進行したのだと思います。
2004年8月31日 12:14 AM カテゴリー: 院長報告
これから新たにインプラント治療、導入を考えてる先生、さらに勉強したいとお考えの先生を対象にライブオペ見学を提供します。
講習会や講演会でスライドや講師の話だけでは本当の治療のことを理解することは難しいと思います。術前準備や術中の器具器材の準備、実際の手術手技などは講習会では説明してくれません。確実な施術によって成功するインプラント治療を是非修得してください。患者さんにも喜んでいただけるインプラント治療を提供してください。これからスキルアップを考えてる先生に提供いたします。
見学日時等はお問い合わせください、但し歯科医師または歯科衛生士の方にに限らせていただきます。見学は原則土曜日の午後、少数の方で行ないます、見学後検討会も行ないたいと思います。
参加費用、内容などお気軽にお尋ねください。
お問い合わせ、申し込みはホームページの問い合わせ欄へ御願いします。
2004年8月28日 12:13 AM カテゴリー: 院長報告
平成12年に私自身インプラント治療を友人のBOSTN5メンバー小川先生に処置していただきすでに4年が過ぎようとしております。言うに及ばずいたって好調に機能しており、おかげで周辺の歯の保護もでき、毎日の食事も楽しくいただけてます。インプラントに感謝・・いや小川先生に感謝です。私自身は患者様に年間でかなりのインプラントの埋め込み処置をしておりますが、私自身、インプラント手術経験者なため患者様の手術の際には不快感のないように十分に注意してオペを心がけております。その結果のためか過去数100本の処置をしましたが、現在まで1本の除去もありません。このようなことをサバイバルレート100%と学会などでは表現します。以前では5年間の保存で成功としましたが、現在では10年間の残存率平均が95%というデータも出てます。私の症例でも10年間95%以上の成績を残したく思ってます。最近では私の家内や母親にもインプラント処置をして機能回復をいたしました、以前歯科治療をするときには、何時も自分の身内にするつもりで処置をしなさいと先輩の先生に言われたものです。インプラント治療について悪い表現をする先生もおります。私は本当に悪い治療であるなら自分自身にもしませんし、私の大事な家族や患者様にそのような治療は選択できません。しかしいくら高度な治療といっても将来再処置が必要となってくるかもしれません、これは人工物の宿命と思っております。このことはインプラント治療に限った事ではありませんが、医者の責務と思っております。
2004年8月13日 12:12 AM カテゴリー: 一般的な歯科情報
アンチエイジング「抗加齢療法」は美容の世界から広まり、医療では美容外科の領域で皴とりや肌のリメイクなど一般的に若返り治療として受け入れられ多くの方に処置されています。最近あるTV番組でアンチエイジングの特集を放映していました。その内容の中で口腔インプラントも紹介されており、今まで入れ歯で過ごされた方がインプラント治療により咀嚼機能の回復のみならず素敵な笑顔まで手に入れることができるようになりました、番組に出ていた方は氷を噛み砕き食べれるのがうれしいといっておられました60歳超えた女性の方ですよ、まさにアンチエイジングだと思います。最近は歯を白くしたい方が増えててます、以前ですと年相応な色にしてくださいと言う希望が多かったのですが、総義歯の方でも白い歯を望みます。最初は私も抵抗がありましたが、白い歯にした結果患者様の笑顔見ると、大変若く見えます。歯肉の漂白も若さを取り戻せるようです。白い歯に美しいピンク色の歯肉、これまさにアンチエイジングであります
。現在は年相応などと言う言葉は存在しないかも知れません、人間は何時までも元気で若々しくいたいと思うことはごく自然のことなのですから。
2004年5月22日 12:11 AM カテゴリー: 一般的な歯科情報