‘BOSTON5インプラント研究会 講演会のお知らせ

小嶋先生&木村先生の講演会
日時 4月4日・日曜日 10時(受付9時30分)~16時30分(17時)
会場 ヨシダホール 上野
講演会 タイトル 
『 無歯顎治療への提言 ~総義歯治療を知ってインプラント治療に活かす~ 』
小嶋壽    銀座 小嶋歯科 院長
『 総義歯治療を知って、インプラント治療に活かす 』
木村洋子   丸山インプラントオフィス 院長
『 コンピューターガイドシステムを応用した安全なインプラント治療 』
講演会主旨
『 総義歯に代表される多数歯欠損の治療では、義歯の維持と咬合の安定が大きな要因となる。しかしながら、失った骨形態や骨量から、その‘義歯の維持・安定’の獲得は難しいことは言うまでもない。さらに、歯牙を失った経緯から咬合の変位は必ず起こっていると考えて良い。
その為、総義歯治療では、治療用義歯と呼ばれる仮義歯にて、神経・筋機構を含めて咬合の安定と床下組織の調整を図り、最終補綴へと導く事になる。
反面、近年のインプラント治療では、CTに代表される診断器機の発展や骨移植・サイナスリフト等の外科的技術の進歩から、目覚しい結果が見られてはいるものの、失った咬合への配慮が足りず、結果、大きな問題やトラブルの原因となっている。
そこで今回、総義歯治療に深い造詣と経験をもつ、小嶋寿先生からは安易なインプラント治療への警鐘を、木村洋子先生からは安全なインプラント治療への取り組み方について、お話を伺いたいと思っている
総義歯治療やインプラント補綴に取り組む、若い歯科医には特に必見の内容である。 』
- 当日スケジュール -
当日、9時30分受付。
午前 10時~ 小嶋寿先生 12時30分時まで(2時間30分・途中休憩含む)
休憩 12時30分~1時30分
午後 1時30分~ 木村洋子先生 3時まで (1時間30分)
3時30分~45分 休憩 ( 討論会のセッティング )
3時45分~ デスカッション 司会 小川勝久
4時30分 終了予定 
講演会 主催 ボストン5インプラント研究会
    協賛 ヨシダ
事務局 村田ぺリオ・インプラントセンター  院長 村田功
調布市多摩川5-15-5 プレセントM1F 
                  FAX  042-480-2081 問い合わせください

2010年2月16日 4:45 PM  カテゴリー: 未分類

正しいインプラント治療 その6 手術について

 患者さんからインプラント手術に対しての不安や心配についていくつかの質問をいただきます。
1 手術は何処で行うのですか?入院は必要ですか?
 何人かの患者さんは手術というと特別な場所 大学病院などの大きな外科室で行うものかと思う方もいます。歯科インプラント手術の場合、多くのクリニックでは通院してるクリニックで行われる事が大半だと思います。もちろん インプラントは通常の歯科診療とは異なるために、外科のための器具 器材の 消毒や滅菌をしたうえで行う事は言うまでもありません。当院などでは 手術用の器具 器材の完備した部屋を準備しているために 手術に関してはそこで行なうようにしてます、しかし大きな病院の外科室を想像するようなものではありません。大学病院で行なうような大きな骨移植などの手術以外では、インプラント手術での入院はありません。もちろん翌日から通常の生活が出来ます。
2 手術の時間はどのくらいかかりますか?
 インプラントは手術の大きさや内容によって時間は様々です。骨を増大するような大きな処置では1時間、またはそれ以上かかる事もあります。しかし1本から2本程度の単純なインプラント植立手術でしたら、30分もあれば全て終了いたします。
3 麻酔ですが 全身麻酔ですか?
 通常インプラントの麻酔は 部分麻酔と言って 歯を抜歯するときと同じ処置です。したがって患者さんの意識は通常のままですので 痛みなどはブロックできても骨を削る振動などは感じる事はありますが、手術中は痛みなどは心配ないと思います。また不安の強い方や血圧や心拍数の管理をしたほうが良い患者さんは静脈内鎮静法と言って、半分眠った様な状態で行う事も進めます。手術に対して不安の強い方は、安心できる方法だと思います。
4 手術後の腫れや痛みはどうですか?
 患者さんが最も心配することだと思います。術後の痛みは外科手術の特性で避ける事は出来ないと思いますが、ほとんどの方は痛み止めで抑える事ができます。腫れですが、これも大きな切開をすれば腫れは大きくなりますが3ないし4日ごろには治まってきます。私どもでは大きな手術で腫れや痛みを抑えたい患者様には静脈内鎮静法の後に腫れ止めや痛み止めを用いる事で術後の不快感を軽減しています。但し 数本のインプラント手術に関しましては、そのような事も必要ないと考えます。手際に良い手術は腫れや痛みも軽減できると考えます。
5 手術後の注意点は何がありますか?
 どのような外科手術でも一緒で、抜歯のときと同じです。過度な運動や 飲酒は当日控えていただきます。禁煙をお願いいたします。入浴も当日は避けてください 出血や疼痛の原因になります、翌日からは通常の生活で結構ですが 定められたお薬はお飲みいただきます。術後1週間程度で抜糸するまでお口の中を清潔に保つようにしますが、毎日の飲食は通常のものでかまいません。

2010年2月13日 11:05 AM  カテゴリー: 未分類

インプラント専門医の集まり

 明日は水道橋の日本歯科大学で開催される インプラント専門医の学会に行ってきます。OJと言って
OSTEO INTEGURETION STADY OF JAPANの年次学会です。私も随分と前ですがこの学会でインプラントの症例を発表しました、300名近くの専門医の中での発表はいささか緊張した覚えがあります。この学会で一度発表すると正会員になり、新しく発表される先生方の採点をする事となります。最近歯若手の熱心な先生方の素晴らしい症例も多数あり、私自身大変勉強になるために参加を楽しみにしてます。しかし 最近思う事ですが歯科治療は本来患者さんのためにあるものですが、学会発表の症例は少しやりすぎな治療も見受けられます。此処まで患者さんは求めないだろうなと思う事を、どうだいとばかりに発表してくる、先生もいます。治療のゴールは難しいものがありますが、あくまでも患者さん主体な治療を行う事が臨床医の役目ではと思うのです。

2010年2月10日 11:45 AM  カテゴリー: 医院長のひとり言

ヒーローとヒール

 昨日朝青龍の突然の引退をTVで見た。角界では新しく理事になった貴乃花の選挙での混乱や昨年来の力士の大麻吸引や傷害事件など多くの不祥事で頭の痛いところ、そこに来て今年、場所中の朝青龍の暴行事件と話題に尽きない。大相撲を運営する理事会としては、頭の痛いところであった事と思う。昨日の引退記者会見を見た方は平成の大横綱の引退を惜しむ声も多かったのではと思う。彼の業績は歴代3位まだ29歳の年齢を考えれば偉大すぎる結果だと思う。このまま継続すれば歴代1位の成績も成し得たかも知れない。モンゴルの国民は彼をヒーローだと思っているだろう。しかし横綱としての品格としてたびたび厳重注意を受けてきたのも事実である。さすが今回は厳重注意では済まされない結果となった。大変残念なことだと思うのはきっと多くの相撲ファンのなかにたくさんいると思う私もその一人である、彼の無邪気な子供っぽい性格も魅力的である、優等生的でない人間性も魅力的だと思う。しかし最後にはヒールとなって角界を去ることとなった。最後の記者会見で見る朝青龍は大人の受け答えをしてる事が印象的だった、それがとても寂しい気持ちにさせたのである。

2010年2月5日 11:51 AM  カテゴリー: 未分類