過分な紹介に冷や汗!

 昨年暮れ、品川のO先生からの御紹介で、「先生も商業誌にそろそろ投稿してください」と催促の依頼がありました。今年1月に歯科雑誌のデンタルダイヤモンド社から取材依頼がありました。取材の内容は私の歯科治療についての考えと言うような内容でした。記事については私自身は書けませんよと取材の方につげ4時間あまりのインタビューでしたが、なにやら世間話に話が咲きその合間に私の略歴や、治療の考え、患者さんとのかかわり、今後の展望、現在の歯科環境などの話に触れました。雑誌社から、校正の原稿がそのご送られてきたので、一読しました。さすがと言うかよく此処まであの会話から文章をまとめたかと思うほど、プロのライターの仕事ぶりに感心しました。内容については確かに私が伝えたかったことが事細かく表現されていました。熟読もせず、仕事の合間に少し手直しをして早々に原稿を返送しました。今月出来上がった製本を見たとき、こんな過大なタイトルが付いたとは冷汗ものでした。もっと良く確認すればと後悔仕切りです。未だまだ発展途上です。
あらためて記事を読み直し、自分自身苦笑いたし、まだまだ未熟者な私がが偉そうな事を言いまして大変恐縮する次第ですが、このような機会を下さった,関係者の皆様には本当に感謝いたします。
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2007年3月28日 6:15 PM  カテゴリー: 医院長のひとり言

医療費控除について

■医療費控除について
 保険診療やインプラント治療、セラミック冠など自費診療に費やした治療費は医療費控除が受けられ ます。
 医療費控除は、自分自身やご家族のために医療費を支払われた場合に、一定の金額を所得金額か ら差し引くことができます。
 医療費控除によって差し引かれた金額に応じて所得税が軽減されます。
 ■医療費控除の対象
 〇自分自身又は自分と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費
 〇その年の1月1日から12月31日までに実際に支払った医療費で、未払のものは対象になりません。
 療費控除の対象となる金額
 医療費控除の対象となる金額は、次の式で計算した金額(最高200万円)です。
 (実際に支払った金額 – Aの金額) – Bの金額
 A. 保険金などで補てんされる金額 
  【例:生命保険契約などで支給される入院費給付金、健康保険などで支給される治療費・家族療養費・出産育児一時金など】
 B. 10万円
 (注) その年の所得金額の合計が200万円未満の人はその5%の金額
 ■控除を受けるための手続
 〇医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を提出して下さい。
 その際、医療費の支出を証明する書類、例えば領収書などについては、確定申告書に添付するか、提示することが必要です。

2007年3月8日 12:24 PM  カテゴリー: 未分類

骨量の不足でインプラントをあきらめてませんか?

 先週、週末からインプラント講習会のアシスタントとして、毎年恒例となったコースへ行ってきました。年々参加者も多くなり 今回は50名を超える受講生の先生方と接してきました。インプラント初心者の方からベテランの先生まで、様々な経験の方々でした。いつもこのコースに行って、感じることは参加者の先生方は大変熱心に、勉強されてることでした。私は、立場上 指導者として皆様に接しますが、逆に多くのことも学ばせていただきます。、私ごときが、教授するなんて、とても恐縮いたしますが、自分もとても勉強になるのです。多くの参加者から、質問されたことに、回答したり、手技を見せたりするこは、とても緊張感のあることでした。同じ立場の臨床家同士ですので、疑問や、悩みは皆一緒だなと思います。如何に上手に処置をし、患者さんに優しい治療が出来るかに尽きるかと思います。今回のコースはかなりアドバンス的な内容もありました。その一つに、骨の少ないところにインプラントを手術できるようにする為に、移植床の改善をする方法です。骨幅を広げることや 高さを増す方法です。いろいろな方法がありますが、大きな処置をすることは患者さんにとっても苦痛をもたらす要因となります。しかしながら、インプラントを使用する、長期に安定した条件が必要です。その第一条件は、受容側の、すなわちインプラントを埋入する場所の、骨量の確保です。此処に掲載した写真は骨の高さが2mm程度の場所にインプラントを処置した写真です。サイナスリフトと言います。この方のは上顎の臼歯部の骨の高さが不足した状態のときに適用します。骨が出来るまで6ヶ月程度インプラントを入れたまま待ちます。その後冠を装着して咬合できるようになります。このようなことも今回のコースで行なった処置の一つです。
 現在はインプラント治療を行う、歯科院が増えてますが 骨を増大するような処置を行なえる、歯科院は、歯科大学など一部を除けば未だ少数なのが現状かと思います。
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写真 右側 →の部分は骨が不足してる術前の状態です。左は骨を増大してインプラントを埋入した状態です。

2007年3月7日 5:29 PM  カテゴリー: 未分類

安心 安全 安価なインプラント治療を目指して

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この写真は、当歯科院で インプラントを希望されれる患者さんの術前診断です。患者さんのCT画像からコンピューターにより3次元構成した、患者さん自身の骨の状態を再現し、適切な場所へ、適切なインプラントを計画します。この画像診断のおかげで、骨の薄いケースや、難しい場所へのインプラントの処置計画も出来、事前に患者さんへ説明も出来るようになりました。術前の適切な診断は、必要で十分なインプラントの数や形態の決定も出来ます。村田歯科院では 3種類の異なったインプラントの選択で、不必要な外科処置の回避を目指しております。このことは 費用を抑えるばかりか 外科的侵害も小さく出来、患者さんにも優しい治療を提供できることと考えます。この写真の患者さんではインプラントを8本処置する計画ですが、骨幅の広い部分は歯肉を開かないで処置、できることがわかりました。患者さんも安心されることと思います。このように現代のインプラント治療は 術前診断が大変重要となってきました。安心 安全、安価な治療を目指した、治療を提供できることとなりました。

2007年2月8日 5:07 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

最先端の歯科治療 ヒールオゾン療法

先日TVでも紹介されていた、最も新しい歯科治療として、オゾンを利用した治療方法があります。
日本ではまだ未承認の機器ですが、ドイツ KaVo社で開発され、細菌に犯された歯牙の90から100パーセントの細菌を除去できるとの報告もあるようです。以下にこのヒールオゾン療法の特長をKaVoのHPより報告させていただきます。

安全で実証済みです、ヒールオゾンの効果
幅広い症例に活用可能:
根管治療、フィッシャーカリエス、ピットカリエス、根管・歯頸部カリエス、矯正、知覚過敏
すでに世界中で 200,000ケースに使われています
満足した患者さんの数> 95 %
ベルファスト、ロンドン、ミュンヘン、ベルンからの学術的報告がなされています
安全なシステム: 術者、アシスタント、患者さんがオゾンを受けることはありません
20秒でおよそ 99,9%のバクテリアを死滅させます
治療後、数週間で自然に歯の再石灰化が行われます
1回の治療でエンド治療をすべて完了することが可能です
痛みなし、カリエスなし
麻酔なし、ドリルなし、痛みなし。不安がる患者さんには最適です。
治療後の副作用なし
しばしば充填が必要ないケースも
健常な歯質が傷つけられることはありません
治療を受けた歯牙は、カリエスの攻撃に強くなります
ヒールオゾンは実際どのように作用するのか?
カリエスのエナメルとデンチンはオゾンを透過します!
オゾンがバクテリアの99%を非活性化させます
バクテリアの酸が中性化されます
中性化が進行します
中性化された物質がミネラルとして蓄積されます
患者キットを利用してさらにミネラルを投与します
再石灰化のプロセスは 4 – 12週
または: シーリング
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 多くの論文でもその効果は証明されてるようで、歯を削らないずに治療が出来ることは患者様も私たち歯科医も朗報だと思います。

2007年1月30日 4:31 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

BOSTO5東京例会のお知らせ 

 来る 4月22日日曜日にBOSTON5オープン例会を開催いたします。今回の特別例会は 現在の歯科治療におけるインプラントを中心とした治療のガイドライン的な内容で、咬合からは内藤正裕先生、小嶋嘉先生両先生からの貴重なご講演をいただく予定です。わがクラブからは会長小川 副会長の木村両先生からのプレゼンテーションとしてインプラント修復について、前歯審美領域から多数歯欠損症例へのアポローチについて、All-ON4応用についての抜歯基準などにわたる、多義な内容となってます。近代歯科治療において多大な業績をお持ちの内藤先生、小嶋先生を囲んで4名の演者での検討会も興味深い内容となると確信します。既にインプラント治療を行なってる先生がやこれから導入を考えてる先生方、また改めて咬合や今日の歯科医療につい考えたいと思ってる先生方は是非ご来場ください。  
                    事務局 村田歯科院 村田功
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2007年1月20日 11:34 AM  カテゴリー: 最新歯科情報

新年明けましておめでとうございます

 1月5日、平成19年の治療の開始です。昨年は多くの患者様にご愛顧いただきまして感謝いたします。今年も志高く歯科治療に謙信したいと存じます。暮れには、診療室も少しリニューアルし、長年使ってきました診療室も雰囲気が少し変わりました。新たに診療機器の導入もおこない、より患者様にも快適な治療を提供できるようになった思います。今日は 初日ですので少しのんびりとした開始ですが、年末からの治療途中の患者様も診え、痛みや腫れなどが無くてほっとしています。不思議なことに休みとなると普段、なんでもない歯が痛んだり、歯肉が腫れたりすることがあるようですが、今年は患者さんにも不自由をかけずに済んだことはとても良かったと思います。来週は早々にはオペも始まりますので今年もよりよい治療を目指し頑張っていく決心です。どうぞ多くの方々が健康で幸せな1年となりますようのお祈りいたします。
< 村田歯科院院長 スタッフ一同
今年初仕事は家族で1月3日野辺山に行き
歯学大会での息子の健闘を観戦。結果3位でした。
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2007年1月5日 11:57 AM  カテゴリー: 未分類

治療カウンセリングコーナー開設

 やっとのことで治療カウンセルコーナーが出来上がりました。この場所では患者さんと対面式のテーブルでレントゲンの説明や模型 症例写真など用いた治療説明が出来るようにしました。特にインプラント治療においてはノーベルバイオケアー社のプロセラソフトを用いて、患者さんご自身のCT画像を3次元構成しインプラントの手術シュミレーションが可能となり、顎の診査、診断のみならず、どのようなインプラントが適切かどうか判断し、より安全で確実な治療計画を立案することが出来ました。患者様にも大変わかりやすい 説明が出来ることとなりました。またこのシステムの特筆すべところは、シュミレーションした情報をスエーデンに送り、手術用のガイドを製作してもらうことで、歯肉を開かなくてもインプラント手術ができると言うことが可能となりました。従来の術後の腫れや痛みはほとんど無く、出血もほとんど無い為に、患者様には大変楽な処置となると思います。しかし全ての症例に適用と言いかねますので、術前の診断が更に重要となります。P1000678.JPG
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2006年12月26日 4:36 PM  カテゴリー: 未分類

注目のBOSTON

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西部 松坂選手のボストンレッドッソックス移籍も決まり、朝のワイドショーでも何かと話題となってるボストンについて取り上げられていた。町並みの紹介などもされ、2000年に研修でいった土地でもあるため随分と懐かしく思いまだしました。私たちの勉強会もこの地で発祥したため、BOSTON5と命名し早いもので6年がたちます。この間、メンバーによる学会発表や、講演会の企画など切磋琢磨しメンバーのスキルアップを図りました。小雪舞い降りる、先週の、北海道でのクローズの会員発表では、新しい考え方や 手法、また自分の臨床の過去を振り返った内容など多義に及ぶ内容でした。今回はじめての参加者、発表する先生もいて、毎回新鮮な内容で、盛り上がり、活発な意見、質問も交わり、クローズならではの会となりました。確か6年前のボストンも11月の終わりでしたが、雪が降ってきたことを思いだしました。小雪降る札幌で、忘年会もあわせ行いました。メンバーの木村先生のご案内で、隠れ家的な居酒屋へ、北海道の幸を満喫できました。私たちのグループは年2回の講演会を開催してます。一つはメンバーだけのクローズの会、もう一つはオープン例会と言って、多くの参加者を集うっての会です。来年4月には既に2名の著名なメインスピーカーも決まり、BOSTO5初めての大型の講演会を企画しています。
会場は 上野のヨシダさんの好意で研修会場を借りることが出来ました。幹事は小生が行なうこととなってます。参加者は100名程度を予定してますので、是非皆様のお力をお借りして素晴らしい会を企画したいと思ってます。近日中にHPや学会誌などでも紹介したいと思ってます。
日時は2007年4月22日 日曜日 場所上野 株式会社 ヨシダ
以上は決定しております。

2006年12月15日 9:56 AM  カテゴリー: 歯話紀行

患者さんと対面して話が出来るように

 先週、5台ある診療台の1台を取り除きました。診療台の下の床は機械の赤錆で染まり、時代の流れを感じました。診療室が出来18年、2代目の診療ユニットから10年目たった床の色です。リムーバーでこすっても、床に染み付いた赤錆は取れませんでした。今度この場所に、患者さんと治療相談が出来るカウンセリングコナーを作ります。いつもは診療ユニットに座った患者さんの横でレントゲンや模型、鏡を持って説明をしてますが、もっと具体的に、わかりやすく治療方法などをお話する為に、この場所を利用します。床は一部張替え、テーブル、椅子を置き、パソコンのモニターでCTの3次元画像による手術シュミレーションや模型、写真を説明用ツールとして患者さんと対面した形でコンサルテーションを出来るようにしたいと思っています。患者さんと対面して話を出来る、環境を以前から作りたいと思っていましたので、やっと実現できる事となりました。特に初診の患者さんには、治療を始める上で術前の説明や患者さんからの質問に答えることはとても重要で、より良い治療結果を得る為には欠くことのできない事です。しかしこの1台の診療台の存在は大きく、4台となった今では歯科衛生士と私と診療台の取り合いとなってしまい、患者さんの予約にも影響が出てくる状態です。しばらくするとその状態からも脱することと思いますが、早く新しい環境に準じた診療体系を作りたいと思ってます。

2006年11月28日 4:18 PM  カテゴリー: 一般的な歯科情報