治療費価格表見やすくしました

 治療費や治療方法を知りたい ご自身にあった治療方法はどのようなものがあるのか、歯科の表示の用語は良くわからない メタルボンドって何? ラミネートベニアってどんな方法?こんな声も多く聞きます。少しでも患者様にわかりやすい表示としました、ご自信の口の状態を症例写真から、治療費用を知りたいときは価格表からおおよその判断が出来るかと思います。詳しくは診査診断後、治療費お見積もりをご提示します。お気軽にご相談ください。
 院長

2010年1月22日 11:14 AM  カテゴリー: 未分類

正しいインプラント治療 その5 インプラントの即時荷重って?

即時荷重とは 近年のインプラント治療でインプラント手術を行った当日から仮歯を入れて噛めるようにするという処置方法です。十数年前には考えられない事です。確かにこの方法は歯が無く困ってる患者さんや 義歯の不具合を持っている患者さんには朗報だと思います。このような事が可能になった背景には インプラント手術の変遷やインプラント体の形状や表面構造もスムーズなものからラフな構造などにより インプラント埋入初期から強い骨との接合が得られる様になった事が大きな要因だと思います。また早期に骨に加重を掛けることが骨の形成を促すという研究報告もあるようです。しかしどうでしょうか いくら材料や構造体の進化や技術進化があったとしても 生物のからだを構成する細胞の代謝サイクルは早まったのでしょうか?骨を作る細胞はスピードが増したのでしょうか?答えは NOです。では即時負荷は誤った方法でしょうか?これもNOですが、即時負荷が出来るか否かは 術者の感覚で判断することしか出来ないのです。何の基準も無いのです 当然です。インプラントは人工物ですが 受け入れる相手は生き物ですから 個々の生体に差があります、骨の状態も異なると思います。また手術後は患者さんの噛む力のコントロールが出来ません、いくら硬いものを噛まないでくださいと言っても 痛くなければつい噛んでしまうでしょう、術後のことロールの難しさも即時負荷の問題点です。即時荷重インプラントはうまくいけばほんとに素晴らしいものだと思いますが、術者の経験、技量によって成功か否かが決まる、両刃の剣だということも忘れないようにしたいものです。
追記
 ここ数日のTV、新聞の報道で心無い歯科医師のインプラント報道がされています、真摯にインプラント治療を行なってる多くの歯科医師たちには大変迷惑なことです。多数の症例を行なってる医療機関は確かに技術や経験で1日の長があるはずです、おおくの知識も蓄積されてる事と思います、しかし今回の報道のような医師の倫理のかけらも無い歯科医もいること 大変残念な事だと思います。今回問題視されてる歯科医師の知識や経験をもっと、良い方向に向ける事が出来なかったのかと思います。

2010年1月19日 5:46 PM  カテゴリー: 未分類

正しいインプラント治療 その4 前歯編

 今週前歯の欠損で来院された患者さん インプラント相談でした。御自身の歯の根が割れて、抜かなくてはならずに インプラントを考えたいとの事でした。まだ若い女性のために取り外しの入れ歯は考えられないとの事、ではインプラント以外の方法はブリッジがありますが 患者さんは隣の歯も心配なので独立した方法が良いのではと思っていました。この考えは賛成できますが、たとえ欠損した部分をインプラントで治しても隣の歯の根に問題があるとしたら 埋め込まれたインプラントまで影響を与えることとなります。隣の歯が心配ならそれも治療対象となります。結局欠損した両隣の歯を処置するなら インプラントでなくて ブリッジも適用となります。両隣が健康な歯なら欠損した部分だけで処置できるインプラントは効果的な処置と考えます。しかし前歯は奥歯に比べると非常に薄い骨で支えられてます。歯を抜くとその薄い骨が吸収してきて歯茎がやせて来ます・これがインプラント治療を難しくする要因です、このことはインプラントを入れてからも生じる現象ですので、せっかく高価なインプラント治療をしても・・・・・・・・・・・・・
審美的問題が発生したら何にもなりません、この点ブリッジはこのような結果にはならないために、総合的な判断の上に決定すべき場所なのです

2010年1月7日 6:14 PM  カテゴリー: 未分類