インプラントのための歯槽骨増大方法

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 この症例は 歯周病で歯を失い インプラント希望で来院した患者さんの口腔内写真です。現状ではインプラントはおろか残存歯も危ない状態でした。状況を説明し基礎歯周治療終了後に、インプラントのための歯槽骨増大術と歯周病のための外科処置の治療選択しました。
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 歯肉を開いた状態です。自然に抜けた場所やその周囲の歯を取り囲む骨がかなり吸収しています。これが歯周病の実態です。
DSC_0015.JPG歯周組織再製治療 エムドゲインと歯槽骨増大処置 GBRをしました。今後3~6ヶ月後にインプラント治療に入りたいと思います。
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 外科治療終了時の状態です。
 歯を失うことは様々な原因があると思いますが、歯周病の高度な進行は歯ばかりでなく、歯を支える骨をなくす結果になる為に インプラントのみならず ブリッジや義歯を入れるのにも支障をきたします。
特に前歯部領域では歯と歯肉のバランスが審美に大変重要で、外観からも見える場所です。このような部位へのインプラント治療はいかに適切な場所にインプラントを植立出来るかが鍵となります。もしインプラントを立てる場所が無ければこの処置のように、歯槽骨の増大方法も必要とされます。

2006年9月6日 10:23 AM  カテゴリー: インプラント関連