目が覚めたら歯科治療が終わっていた!

 多くの方が歯科治療に対して、何らかの不快感、ストレスをお持ちではないのでしょうか。治療中の痛みや、長い間口をあけてること、歯を削るときの機械音、薬剤の臭いなど幾つかあげられるのではと思います。もちろん、口腔内の治療を行う場合このような、行為は避けられませんが、この苦痛を軽減、または全く感じなく治療することも可能です。笑気沈静法や静脈内沈静法は歯科治療を苦手とする患者様には有効な手技だといえます。
 笑気沈静法について
 笑気沈静法は一般の歯科治療に際して適用されます。もちろん保険適用です。この方法は 笑気ガスと酸素を鼻から吸引することで リラックスした気分の内に治療を行う方法です。この薬剤の効果は痛みを感じにくくすること、気持ちがリラックスできること、血圧や呼吸数を安定あせることが特長ではないでしょうか。術中は意識はありますので、患者さんとの会話も通常の治療と全く同じです。治療終了後は酸素を吸入することで、通常の状態に戻ります。
 静脈内沈静法について
 専門の麻酔医により行なう処置です。インプラントなどの手術の際に眠った状態で処置を行なうため、患者さんは全く痛みも、術中の不快感も感じませんし、術後は沈静中のことは覚えてない、健忘効果もあります。また 全身管理が行ないやすく 血圧や呼吸も一定に保て 安全な方法です。但し保険適用外のため自費扱いとなります。通常の歯科治療では行ないません。
 当院では専門の麻酔医を大学病院より派遣していただきこのような処置も対応しております

2005年9月14日 8:51 AM  カテゴリー: 歯科技術情報