臨床研究発表

 このほど、日本先端技術研究所より発行されている、Scientific Journal of Japan Institute for Advanced Dentistry へ臨床研究論文を掲載することとなりました。タイトルは「多数歯欠損にインプラントを用いた処置の一考」 A Study of Treatment fur Multidefect with Implants について、英文 和文の論文での論文です。この研究発表は今年2月にOJで発表したケーススタディーの一部を掲載したものです。この論文 掲載につきまして日本先端技術、関東スタディーグループの奥森先生初め米山先生など多くの方々のご人力、好意により掲載する運びとなりました。心より感謝申し上げます。
あわせて、日本先端技術雑誌 編集部の方々にも御礼申し上げます。私が このケースで申し上げたいことは インプラント利用することで、崩壊した咬合の再構築と、患者さんとっても快適な補綴装置が出来上がったことです。特に 多数欠損ケースや遊離端欠損の症例では従来の義歯や ブリッジワークでは対応しきれないことも多く経験いたします。此処でインプラント治療を加味することで、最適な口腔環境を再現できると考えてます。特にこの論文では機能、面とどまることなく審美的要素も取り入れ、その後の補綴装置の維持管理までも考慮したケースです。この症例を通して多くのことを学びました。このような発表を論文に出来たことは大変光栄です。多くのみなさの協力に感謝いたします。

2005年7月29日 5:17 PM  カテゴリー: 未分類

ソリタT-3

 昨日の台風も、関東直撃をさけられ、大きな被害もなく助かりました。23日の土曜日は 調布市の花火大会がありました。夕方の地震の影響もないような、多くの人の波が此処多摩川に押し寄せてきました。この日は例年になく涼しい夜で 花火観戦には最適でした、ちょっと肌寒い日でした。調布の花火大会も 尺球が多く打ち上げられ 東京の花火大会のなかでも大きな大会のひとつに上げられます。そんな秋を思わせる気候から、台風一家が過ぎ去ったら30度を超える猛暑が再びやってきました、まさに夏本番はこれからと行った感じです。天気予報では必ず、熱中症や日射病に気をつけてくださいとの注意が発せられてます。私はこの時期必ず携帯するものがあります、真夏のゴルフやテニスなどは 多量の汗をかきます。此処で失われるのは体内の水分ばかりでなく、マグネシウム、カリウム、ナトリウム等々、おおくの生体の恒常性をつかさどるミネラル成分も同時に喪失されます。このミネラル成分のほとんどは、神経機構に必要な成分であったり、筋肉を動かす成分為のイオンであったりします。ですからこれらの成分や水分が体から失われると、体の生理機構がうまく働かず 変調を訴えるようになり 重症の場合は生命の危機に陥ります。最近では運動時に水分をとることが推奨されてますが 水分のみならずこのような電解質、ミネラル成分を取らなくてはならない事が一般的になってきて来ました。市場ではスポーツドリンクとして販売されております。この中には アミノ酸や ブドウ糖なども含まれたエネルギーを補強うするものもあるようですが、私は この時期に必ずソリタT-3という、本来は点滴に用いられる薬ですが、経口用の粉末をゴルフなどで汗をかくようなときに服用してます。これの成分は体から失われた電解質成分のミネラルの補給をするものです。
100mlの水に1袋を1日2~3回飲みます。飲んでるときと飲まないときでは全く疲れ方が違うような気がします。実はこの薬は10数年前に あるゴルフ場で一緒にプレーした小児科の先生からお教えいただいたことがきっかけでした。特に子供が脱水症状になったときに、点滴で入れるより 哺乳瓶で飲ませたほうが簡便でいいとのお話を伺って、それ以来我が家の子供たちも風邪を引いて熱を出し水分の補給が必要な時はよく飲ませたものです。最近ではすっかり私の夏場でのゴルフの友とになり、一緒にラウンドする仲間にも勧めています。この電解質の水分はph調整も、比重の調整もされてるため、体の細胞膜を透過しやすいために、単に水を飲むよりすばやく水分を吸収しやすい特長もあります。
 皆様も暑い日の運度や外出にはくれぐれも注意してください、そして熱中症の予防には水分の補給のみならず、体の冷却も行ってください。

2005年7月27日 10:45 AM  カテゴリー: 医院長のひとり言

ハワイウォーター

 梅雨が明け,毎日30度を越える日が続きます。診療室もエアコン全開で診療を行なっております。患者さんとの挨拶は決まって「今日も暑いですね」のワンパターンになってしまう今日この頃です。
 7月の16日から18日まで、BOSTO5の夏例会が今年も四国インプラントリサーチグループと合同開催となり、愛媛県宇和島にて行なわれました。昨年に続き2度目の四国開催でした。今回は四国インプラントリサーチ会長、久保田晃会長のお誘いで、宇和島での合同勉強会とのはこびとなりました。
 16日土曜日は前夜祭とのことで久保田会長の計らいで、宇和島の郷土料理店で舌鼓。初めての鯛素麺や太刀魚のロール焼き、美味しい地酒等などでもてなしを受けました。大変美味しくいただきました。その後は翌日の 講演会の演題の打ち合わせ。翌日に備えて 早々にお開きかと思えば、小腹が空いたので、うどん店でカレーうどん、これが、うまい。お腹も満たされ、就寝へ。
 翌日は、四国各地からの先生が集まり、実りの高い合同勉強会が行なわれました。私も演者のの一人として「マグネットを利用したインプラント義歯」のお話をさせていただきました。参加された先生方からも、幾つかの質問もあり あっという間の講演となりました。何時も思うことですが、人前で話すことは、事前に勉強しておかなくてはならないことも多く、自分自身にとっても大いに勉強する必要があります。講演会後は懇親会で、今日の演題や日々の診療のことや地元の自慢話で大いに盛り上がりました。四国の先生方の熱気もさること、気温も東京以上に高く、宇和島は湿度が高く蒸し暑いこともわかりました。

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 そんな宇和島から昨日帰ってきて、今日は 待ちに待った ハワイウォーターが待合室に届きました。これは友人の嶺岸先生からの紹介で、ハワイの深層からくみ上げた地下水をろ過したものだそうです。この水は硬水でなく軟水、ナチュラルウォーターで日本人には飲みやすい水ということになります。コンビになどで販売されてる水はほとんどがミネラルウォーターで ボルビックやエビアンに代表される硬水がほとんどで、マグネシウム、カルシウムを含んでいます。硬水はあまり飲みすぎると下痢など起こす方もいるようです。このハワイ産の水は水分子を超微粒化した軟水の為、喉を通りやすく、御茶やコーヒーに使用すると美味しくのめるそうです。ミネラル成分はナトリウムが微量含まれる程度で他のミネラル成分 カルシウム、マグネシウムなどが含まれず、ペーハーも中性で高度 1.0になっていて、飲料水としては最適な状態です。この水を専用のサーバーにセットすると5度の冷水となって何時でも、さわやかな水が飲めます。暑い日、来院された患者さんに少しでも涼を取っていただけたらと思い導入しました。もちろん私たちスタッフも利用したいと思ってます。診療前に喉を潤して少しでもリラックスして受診していただけたらと思います。夏本番はこれからですが皆様も暑さに負けないようにしてください。

2005年7月19日 10:47 PM  カテゴリー: 院長報告