麻酔って痛くないの?
歯医者で多くの方は麻酔をしたことがあると思いますが、いかがだったでしょうか?多くの方は歯科治療が痛いので麻酔をしていただきたいと思ってますが、その麻酔も痛いからどうしようかなと思っているのではないでしょうか。歯科治療では他科より麻酔を使う頻度が多いと思います、その理由の一つは歯科治療は元来外科治療だからです、表現はふさわしくありませんが切った、貼ったの世界です。だから麻酔を使うことが多いのです。患者様も麻酔をされるのはストレスですが、私たち歯科医師も結構神経を使います、患者様の痛い顔を見るとツイ麻酔の手を緩めてしまいます。痛くない麻酔があったら患者様はもとより私たちもとても気が楽です。そんなことをずっと思って試行錯誤をしてきて幾つかの回答を得ました。まず使用器具の改善、テクニック見直しによってほとんど無痛の麻酔が出来るようになったのです。これは患者様のもならず私たち医療人にとっても朗報です。歯科大学時代麻酔学を学びましたが、麻酔のシステムや薬の作用などで、患者さまにどのような麻酔をしたら良いか教えてくれませんでした、だから麻酔は痛くても効けば痛みが取れるから大丈夫だと思って我慢させる麻酔しか憶えてこなかったのでしょう。でも麻酔の注射は痛くありません。そんな治療法もあります。
2003年12月10日 11:54 PM カテゴリー: 一般的な歯科情報