歯周病の人ほど脳血管障害に

【2006年7月17日】 毎日新聞社記事より引用
認知症:「口の健康で予防」 歯周病の人ほど脳血管障害に—-ぼけ予防協調査委
 歯周病による炎症で歯周組織(歯肉や歯を支える歯槽骨など)の破壊が進んでいる人ほど、自覚症状がほとんどない脳血管障害(無症候性脳血管障害)を起こしやすいことが、財団法人ぼけ予防協会の調査委員会(委員長、渡辺誠・東北大教授)の研究で分かった。
 無症候性脳血管障害を繰り返すと、認知症になりやすいとされ、調査委は「歯周病の予防が認知症の予防にもつながる可能性がある」と話している。
 昨年秋、岩手県大迫町(現・花巻市)在住の55歳以上の男女で、頭部外傷や脳卒中の既往歴がない156人を対象に調査した。このうち、過去も含め歯周病による歯周組織の破壊の程度が確認できた129人について、MRI(磁気共鳴画像化装置)で脳を撮影し、病変の有無を分析した。
 その結果、脳の血流が悪くなっていることを示す病変(脳室周囲高信号域)が見つかった人は、歯周組織の破壊が軽度だった72人では11%(8人)だったが、破壊が中度・重度の57人では28%(16人)に上った。年齢や喫煙の有無、血圧などを考慮した結果でも、歯周組織の破壊が進んだ人ほど無症候性脳血管障害を起こしやすかった。
 東北大などは調査対象を増やし、歯周病と脳血管障害との因果関係について、詳しく調べる。
 調査研究協力者の大井孝・東北大助手(加齢歯科学)は「歯周病を改善すれば、認知症になるリスクを軽減できるかもしれない。介護保険法の改正で今年4月に導入された介護予防サービスでは、口腔(こうくう)ケアも対象になっており、口の中の健康への意識をもっと高めてほしい」と話している。【大場あい】

2006年7月19日 12:05 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

静脈内沈静法の開始

外科手術にとって患者さんの最も嫌がられることは、怖い 痛い、腫れるなどが多いようです。この静脈内沈静法は施術中全く痛みも無く、手術に対する恐怖心も忘れさせる方法です。全身麻酔とは異なり患者さんの意識下の処置で、処置中には会話も出来ます。しかし健忘効果があるため術中のことは忘れてしまう為、手術に対しての恐怖心や不安は残りません。またこの方法は専門の麻酔科の元に行う為、呼吸数、脈拍 心拍数 血圧の管理ができる為とても安全な方法といえます。対象者はどなたにでも可能ですが 処置に当たり術前の問診検査はいたします。眠ってる間、意識はありますが、この状態で目が覚めたら手術が終わってる状態ですので、患者さんのストレスは計り知れなく低いと思います。もちろん外来処置の為措置終了後速やかに覚醒しますので、数分でご帰宅が出来ます。
 当院では患者さんに安心して、インプラントなどの外科処置が出来るように、平成18年1月より本格的にこの処置を導入します。
費用は大学病院麻酔科より医師の派遣をする為約50,000円別途掛かります。手術に対する恐怖心のある方は、気軽にご相談ください。
尚 一般の歯科治療では笑気沈静法をお勧めいたします。

2005年12月8日 10:16 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

歯の欠損数とインプラントの本数の関係

歯が欠損したらインプラントを何本使用すればいいのでしょうか?
1歯欠損=1本インプラント
2歯欠損=2本インプラント
3歯欠損=2~3本インプラント
4歯欠損=2~4本インプラント
5歯欠損=3~5本インプラント
6歯欠損=3~6本インプラント
全顎欠損=6~12本インプラント
おおむねこのようになります。此処で重要なのはインプラントの使用本数が増えれば、費用も高騰することです。1~2本欠損では欠損数だけインプラントの数は必要ですが、それ以上になるとインプラントの数を減らすことも出来ます。もちろん咬合力や 顎堤の状態によってインプラントの数は決定されますが。必ずしも欠損歯数とインプラント数は一致しなくてもいいと考えます。
この考えは インプラントは 天然の歯根とは全く異なると言う、観点からで
、一度骨と強固に結合したインプラントはコンクリートに埋め込んだアンカーのように周囲と強固に一体化するためその、咬合負担は天然歯よりはるかに高いと考えます。しかしながら インプラント形態は純粋な円柱に近いため1本では回転モーメントに対して弱いため、特に大臼歯部では2本以上の固定が望ましいと言えます。またインプラント表面積のみで骨との結合を評価するグループもあるようですが、生体とのバイオインテグレーションを考えると必ずしも長く太いインプラントが有意とは結論付けられません。
インプラント治療を行う上で 最小限の処置で有効な結果を求めることは重要と考えます、患者さんの外科的ダメージを小さくすること、費用の高騰を抑えることは 今後のインプラント治療にとっても大変重要と考えます。

2005年9月28日 10:15 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

不安定な義歯にインプラント応用

 大きく、吸収した顎堤の義歯では維持、安定が得られず、食事中はずれたり、義歯が動き顎堤をいためたり、患者さんの生活に支障をきたすことが多く見受けられます。私たち歯科医も何とか患者さんに満足の得られる義歯の制作に努力しておりますが、正直言って限界もあります。しかしながら今日、日本人の平均寿命が伸び、生活の質を問われる時代に、好きなものもたべれないとは、大変残念事だと思います。私はこのような患者さんに対してインプラントを2本ないし3 本程度使用し、安定した義歯の制作を提供してます。、多くのの症例で インプラント支持の義歯は患者さんからの多くの、評価をいただきま
した。その結果少数のインプラントで機能的な義歯の提供が出来る結果を得ました。インプラント手術もほとんど切開しなく済むようにしたことで 術後の痛みも腫れもわずかとなりました。そして手術ご当日から使用してた義歯をはめて帰る事が出来ます。患者さんにとっては朗報だと思います。是非でお困りの患者様は一度ご検討してみてください。

2005年9月28日 10:14 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

第2回グローバルオーラルインプラントアカデミー国際学術大会講演

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平成17年10月22日(土曜日)~23日(日曜日)パシフィコ横浜にて
GOIA(グローバルオーラルインプラントアカデミー)国際学術大会が開催されます。この大会は海外、国内の著名なインプラント学者の集いで大変大きな学会です。私はご縁あってこの学術大会での講演発表を依頼されました。
 テーブルクリニックでの講演になりますが、多くの著名な先生方と肩を並べてのことで、恐縮すると共に光栄にも思います。当日は23日土曜日に行います。演題は仮題ですが「多数歯欠損症例における補綴の一考」と題しました。
微弱な臨床報告ですが、少しでも参加者の方々の参考になればと思います。
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2005年6月24日 10:11 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

インプラント手術の依頼

lo.jpg当院ではインプラント手術の依頼を承ります。現在インプラント治療を行っていない歯科院やこれからインプラント治療を導入したいと考えてる歯科院の先生方で、貴医院の患者さんでインプラント希望の方がいる方はインプラントの手術を承ります。手術につきましては 担当の歯科医師と患者様同伴で処置をしたいと考えてます。これからインプラント治療を始めようと考えてる、先生は一緒に手術をすることでインプラント治療の導入が行いやすと思います。
手術 日程や費用などお気軽にお尋ねください。

2005年6月16日 9:53 PM  カテゴリー: 最新歯科情報

ホワイトニング 歯磨き材

Pearl Whaite
 ホワイトニング用歯磨きの入荷いたしました。3パーセント過酸化水素配合による、ホワイトニング効果と超微粒子研磨剤配合による、ステイン除去で 美しいく白い歯の為に、是非使用してみてください。既にホワイトニングされた方の効果維持にも最適です。
詳しくは お問い合わせください。 

2005年6月14日 10:03 PM  カテゴリー: 最新歯科情報