ソリタT-3
昨日の台風も、関東直撃をさけられ、大きな被害もなく助かりました。23日の土曜日は 調布市の花火大会がありました。夕方の地震の影響もないような、多くの人の波が此処多摩川に押し寄せてきました。この日は例年になく涼しい夜で 花火観戦には最適でした、ちょっと肌寒い日でした。調布の花火大会も 尺球が多く打ち上げられ 東京の花火大会のなかでも大きな大会のひとつに上げられます。そんな秋を思わせる気候から、台風一家が過ぎ去ったら30度を超える猛暑が再びやってきました、まさに夏本番はこれからと行った感じです。天気予報では必ず、熱中症や日射病に気をつけてくださいとの注意が発せられてます。私はこの時期必ず携帯するものがあります、真夏のゴルフやテニスなどは 多量の汗をかきます。此処で失われるのは体内の水分ばかりでなく、マグネシウム、カリウム、ナトリウム等々、おおくの生体の恒常性をつかさどるミネラル成分も同時に喪失されます。このミネラル成分のほとんどは、神経機構に必要な成分であったり、筋肉を動かす成分為のイオンであったりします。ですからこれらの成分や水分が体から失われると、体の生理機構がうまく働かず 変調を訴えるようになり 重症の場合は生命の危機に陥ります。最近では運動時に水分をとることが推奨されてますが 水分のみならずこのような電解質、ミネラル成分を取らなくてはならない事が一般的になってきて来ました。市場ではスポーツドリンクとして販売されております。この中には アミノ酸や ブドウ糖なども含まれたエネルギーを補強うするものもあるようですが、私は この時期に必ずソリタT-3という、本来は点滴に用いられる薬ですが、経口用の粉末をゴルフなどで汗をかくようなときに服用してます。これの成分は体から失われた電解質成分のミネラルの補給をするものです。
100mlの水に1袋を1日2~3回飲みます。飲んでるときと飲まないときでは全く疲れ方が違うような気がします。実はこの薬は10数年前に あるゴルフ場で一緒にプレーした小児科の先生からお教えいただいたことがきっかけでした。特に子供が脱水症状になったときに、点滴で入れるより 哺乳瓶で飲ませたほうが簡便でいいとのお話を伺って、それ以来我が家の子供たちも風邪を引いて熱を出し水分の補給が必要な時はよく飲ませたものです。最近ではすっかり私の夏場でのゴルフの友とになり、一緒にラウンドする仲間にも勧めています。この電解質の水分はph調整も、比重の調整もされてるため、体の細胞膜を透過しやすいために、単に水を飲むよりすばやく水分を吸収しやすい特長もあります。
皆様も暑い日の運度や外出にはくれぐれも注意してください、そして熱中症の予防には水分の補給のみならず、体の冷却も行ってください。
2005年7月27日 10:45 AM カテゴリー: 医院長のひとり言