最先端の治療は 最良の治療??

22日 土曜日 23日日曜日両日 東京フォーラムで開催された 口腔インプラント学会に参加した。土曜日は 教育講座からの参加でしたが 会場は満席状態です。最近特に医師のみならず歯科衛生、技工士さんも専門制度が導入された事で 学会参加者もますます増加しています。私も専門医、更新のために教育講座から 学会出席となりました。翌日 日曜日は 多くの友人がシンポジストとして、御自身の臨床からのテクニックを紹介し、その功績を発表しました。近年のインプラント治療はコンピューター支援の治療診断ソフトや外科支援ソフトの開発で多くの恩恵がもたらされてます。熟練した歯科医が使用することで素晴らしい治療結果も得られることと思います。しかしながらどんな素晴らしいソフトや機器を使用してもそこには必ずヒューマンエラーが伴う事を忘れてはならないのです。コンピューターや機械が勝手に診査や処置をしてくれるわけではありません。使いこなせるかはあくまでも術者、自身の技量です。私も 多くにの学会や講演会にに行きます、最新式の機器やトッピックスが話題になります、従来の方法に比べて欠点を補う方法や、より進化した手技も発表され治療結果も素晴らしいと思います。熟練した歯科医師が導入すれば素晴らしい治療が出来ることとなります。しかしなが経験の浅い 歯科医が機械頼りやメーカーの言葉を鵜呑みにして処置をおこうなうことは決してしないでほしいと思います。すべては 術者の責任として評価されます処置を引き受ける以上、成功して当たり前、失敗は100倍の、いやそれ以上のリスクを背負うこととなります。
 新しい技術革新は今までの負の部分を解決するために、考え技術開発されてきましたが、そこからまた新しい負の部分も生まれてくる事を忘れてはならないと思います。

2009年8月28日 12:28 PM  カテゴリー: 院長報告