ゲルマニウムの恩恵?

 最近の健康グッズの多さには目を見張るものがあります。私はあまりこのような商品には興味も無かったのですが、私の友人、といっても大先輩の方、埼玉で足袋の製造をしている方から こんど素晴らしい靴下を作ったからと、言う事を聞いていました。その方から一ヶ月ほど前に、その靴下をいただきました。それは ゲルマニウムを靴下の繊維の中に取り込んだ物だそうで、その効力は 血液がさらさらになったり、高血圧やアレルギー体質の改善、血行不良による冷え性の改善などに大変効果があると言うものでした。せっかくいただいた靴下ですが、あまり興味も無いことですので、家に持って帰り家内と娘に話すと是非 履きたいというので、プレゼントしました。内の女性軍はゲルマニウムの効能のことを知っていたものですから、大変喜んですぐに使用しました。使用した感想を聞くと、家内は元来冷え性なものですから、すごく足が暖かいといって家の中にいるときはずっと愛用しているようで、娘は血液がさらさらになったといいます。そんなこと解るはずも無いと思っていました。はやり女性は宣伝や効能表示にすぐに感化
されやすいものだと内心思っていました。しかし、その靴下は 質が良く暖かそうなので、最近足が冷たく
布団の中に入っても寒く感じる事もあったので、もう一足残っていたので 私もはくことにしました。確かに足の冷たさが無く 暖かいのです、しかしこれは、仕立ての良い、厚手の性だと思っていましたが、思わぬ、効果に気づきました、ここ数年乾燥症なのか、アレルギー体質の為か解りませんが、皮膚炎でかゆみが中々取れなかったのですが、この靴下を履くようになってから軽くなっていることに気づきました、最初は気のせいだと思っていたのですが 確かにかゆみは軽くなっているのです。今まで痒くて掻くものですから、引っかき傷が絶えなかったのに、ほとんど綺麗になってきました。これってゲルマニウムの効果なのでしょうか?。私も医学を学んだものですから 非科学的なことは信用しないようにしてるのですが、
ゲルマニウムの効果か単なる偶然かもう少し様子を見たいと思いますが、とにかく長年続いた不快感から 開放されたことは朗報には違いありません、これをくれた先輩の小池さんから、毎日使用しなさいと言われたので、つい先日 追加で購入しました。診療室は足元が寒いので、この靴下には感謝してます。
診療所の女子も冷え性なのでプレゼントしました。もうすぐ春ですがしばらくこの靴下お付き合いをしたいと思います。そういえばイタリアのルルドの泉もゲルマニウムが豊富に含まれていて古くから難病にきき、多くの人から崇拝されてる、魔法の水と言われています。

2005年3月18日 10:56 PM  カテゴリー: 医院長のひとり言

自分の振り見てわが身を直せ

 最近 、いつも通ってるゴルフ練習場にビデオ撮影機が取り付けられ、自分のスイングを見ることができました。結果! かっこ悪いの一言でした。私自身は、スイングイメージは タイガーウッズとはいいませんが、世界の丸ちゃんのイメージ(これも言いすぎですが)のつもりクラブを振っていたつもりです。ところが 全く異次元のスイングでこれで今まで人にアドバイスしていたなんて思うと恥ずかしくて、参りました。打球は結構いい感じに飛んでいくので、自分では良いスイングで 打ってるつもりだったのですが・・・。早速 スイング矯正に入りましたがこれがなかなか直らないのです。自分では別のスイングをしてるつもりですが ほぼいつもと同様に体が動きます。長年の習慣がすっかり固まっているようです。ちょっと重症ですね。ゴルフの動きもそうですが、これって日常の歯科診療も同じことが言えるのではと思います。長年行って自分のスタイルができたつもりです。他人が行った仕事の評価はできます。批判もできます。しかし自分の姿や姿勢(これは仕事に対する姿勢です) 患者さんへの対応など十分の姿を見たとき、ゴルフのスイングではありませんが、自分の対応がの本当の姿がわかるのかも知れないと思うと ちょっと自信なくなります。一般には 人の振り観てわが身を直せ といいますが、案外自分は大丈夫と思ってることが多いのではないいでしょうか。確かに他人の言動やしぐさによっては好感や嫌悪感を覚えることもあります。そのようなことで 、いろいろなことを学び 自分を正すことをしますが、それが本当にできてるかどうかを検証することは難しいことです。ゴルフのスイングのようにビデオに写して検証できるといいのですが、日常の行動 言動を映し出すことができれば、自分のいいところ 悪いところが客観的に評価できるのですが・・・。何か良い方法があるといいのですが。まずは ゴルフスイングの改造を先に行いますか。ちょっと独り言でした。

2005年3月17日 2:47 PM  カテゴリー: 未分類

頑張った I さん

昨年の春に初診で来られたIさんは30代の体格の良い男性でした。来院の理由は歯がぼろぼろで咬むことができないという事で、今まで歯科治療恐怖症で怖くて歯科院へいけなかったそうです。いよいよ決心の末に、私どものところに来られたそうです。確かにIさんは歯科院が苦手らしく 口の中を拝見してるときにも 額には汗びっしょりでした。Iさんには失礼ですが 奥歯は残根状態で咬む歯がない状態でしたので、治療の方法を説明し、了解を得た後に まずは歯科院に慣れていただくために 歯のクリーニングを行いましたが、緊張と 恐怖の成果はやり汗びっしょりでした。次の治療の時には 残せない歯を抜くことを告げて初回の治療を終え、次回の来院を待ちました。Iさんは次の約束時間に送れず来ました。きっと一大決心で来た事と思います。残根の歯をまず一本づつ抜くこととしました、この時私は Iさんに麻酔は全く痛くないとお話して、細心の注意して行いました、ここでもし私の麻酔が痛ければ きっとその後の治療もできなかったぐらいIさんは緊張していたと思いました。無事に抜歯も終わりIさんには頑張りましたねとお話しすると 大変うれしそうな笑顔で答えていただきました。きっと十分でもほっとしたことと、歯科治療ができるという自信も、持ったのでしょう。しかし額にはあせがびっしょりでした。歯科治療恐怖症のIさんの治療は抜歯 根の治療 虫歯と全部の歯に及ぶものでした。治療を続けるうちに夏を向かえ 体の大きなIさんは治療には慣れてきたものの やはり汗びっしょりで、いつも治療室を後にしていきました。そんなことを続けてるうちにIさんも歯科治療に前向きになり 綺麗にして しっかり咬めるようになりたいと言う方向になって行きました、奥歯をほとんど抜歯したものですから ブリッジもできない状態でしたので 義歯で対応を考えていましたが、まだ30代の働き盛りの男性ですので 入れ歯は嫌だとの事でした。そこで私がインプラント治療のことを説明すると 是非それでということになりましたが、なんてったって 歯科治療恐怖症で何十年も歯科院へいけなかった方がインプラント治療は向かないだろうと思って 私も説明しなかったのですが なんとIさんは是非お願いしますとのことになりました。しかし残念なことに 上顎の一部にインプラントを行うほどの骨の厚みがなくて、インプラントは難しいよと話したら 他の方法はありませんかとのこと、なんて人は変わるのかと思いました。思案の末に骨の薄いところへは自家歯牙移植で対応し、ブリッジの土台としました。また骨のあるところへはインプラント治療を行う方法としました。
インプラント手術のときでしたが、緊張のあまりIさんは気分が悪くなりました、中止にしましょうと告げると、先生 頑張りますからお願いしますとIさんはいうのです。私は この患者さんは本当に変わろうとしてるのだなと思いました。そんなIさんの治療も昨年の暮れには全部終了しました。なんと歯科治療恐怖症で歯科院の前をうろうろしていた方がインプラント治療、歯牙移植まで含めた全顎治療をほぼ八ヶ月かけて一日も キャンセルせずにやり遂げました、すばらしいことだと思いました。もちろん一番喜んだのはIさん本人だと思います、なってたって歯科治療恐怖症を克服したのですから。私たちも 感謝されましたが、逆に 私はIさんから多くのものを教えていただいたように思いました。何時の時代も歯科治療は怖がられ 嫌われる行為だと思いますが、少しでも喜んでいただける患者さんに合えることで私たちも救われる という気持ちになりました。 こちらこそ感謝いたします。

2005年3月16日 5:29 PM  カテゴリー: 院長報告

HP更新のお知らせ

 この度ホームページを更新いたしました。従来のHPも約2年間使用し 皆様に提供してきましたが、ここで新たに 内容を充実させたものを製作いたしました。新たに追加した項目は
1 治療価格表
2 歯科情報
の2点です。歯科治療価格表は 多くの患者様が最も気になる部部だと思いまして、明示しました。この表が示すものは 最終装着物の価格です、治療中の費用などは ほぼ保険適用と考えますが 治療費の合計ではありません。また保険適用の治療費については掲載してませんが、何処の歯を治療しても全てカバーしております。次に歯科情報ですが、最新の歯科治療の方法や 高度歯科治療の方法や 欠点 利益などをお知らせしたいと思っておりますまた皆さんからのお問い合わせや セカンドオピニオンとして 歯科治療の相談も行っていきます。特に口腔インプラント治療に関するお問い合わせや疑問なども
インプラント学会認定医として一般の方々にも説明する義務もあると考えております。

2005年3月11日 3:14 PM  カテゴリー: 院長報告